2008年度春期中津川セミナー合宿

毎年夏期に開催される中津川合宿の春季限定企画です。携帯版はこちら。

(最終更新日 2009/2/1)

概要

今回から行われる中津川リレーセミナー春期合宿は、毎年夏期に行われている中津川セミナー合宿の春期限定企画です。春期合宿のコンセプトは学科や分野を越えた学問の交流です。学科や夏期合宿への参加経験は問いません。日頃の研究や勉強に箸休めして、初春の中津川を満喫しませんか。

中津川合宿について

中津川合宿は、毎年夏期に名大の学生を中心に行われている勉強合宿です。約30〜40名の参加があり、京大、東工大など他大学からの参加もあります(去年は高校生も参加しました)。自然に囲まれた環境の中でそれぞれのテーマに沿ってセミナーを行い、 他大学や他学年での交流を深めます。
夏期合宿では、セミナーのテーマを数学、物理、化学、地学、生物など理系分野の中から参加者同士で相談して決めます。上級生のチューターの下、選んだ教科書を輪読していくので、疑問点を少人数のセミナーの中で議論しながら、専門性の高い内容をじっくり学ぶことができます。
また、少人数のセミナーで興味のある分野を学ぶだけではなく、大学院生やOBが中心となり発表をする持ちネタセミナーや、懇親会を通し、他の分野への視野を広めることもできます。

中津川リレーセミナー春期合宿について

今回から行われる春期合宿は、以下のような概念から成り立っています。

@コンセプトは学科や分野の交流です。参加者はお互いに専門分野から少し離れたテーマを選択します。分野にとらわれず、自分の興味のあることを学ぶことができる点が最大の特徴です。これまでに置き去りにしてきた関心を、学科とか専攻とか関係なく発掘します。授業のようなコテコテのテーマではなく、その分野の入口に立てるようなテーマや、境界領域的なテーマ、大学の学問・授業から少し外れたようなテーマの開講を推奨します。

A自分の専門分野から少し離れたテーマに触れることで、研究の幅の広がりを期待します。新しい概念・視点を取り入れて、柔らかいアタマを創ります。また、理学部内の学科間の交流を通し、他分野に対する敷居の高さを軽減するのが目標です。
(他分野の人の発表を聞いても、よーわからん・・?ではやはりもったいない。知っている単語や基礎知識がちょこっと増えるだけで、飛躍的に興味は増し、眠気は吹き飛んでゆくでしょう)

B自分の参加するセミナーだけではなく、他のセミナーの内容にも触れるために、セミナーの合間に報告会をしたいと考えています。「今日はこんなことをやりました。これまでにこんな意見がでました。」という発表をしてもらい、聴いている側も質問や意見を出し合い、その後のセミナーに新しい視点を取り入れるという試みです。さらに視野の広がったセミナーが出来、発表の練習にもなります。

C世代を越えた交流や宴会の楽しみ方など、本来の中津川セミナーの良さを伝えていく。本家中津川セミナー(夏期合宿)へは参加しにくくなってきた世代の方も、思う存分中津川を満喫して頂けるよう、幹事として配慮いたします。
上の世代が楽しめれば、自ずと後輩がついてくる!そんな意味も“リレー”セミナーには込められています。

分野と世代のrelationに、あなたも参加しませんか。

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